気づきの覚え書き

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動的平衡について1

しばらく、いろいろな本を読んでいました。

このところ、感動したのは福岡伸一さんの本。「動的平衡」「生物と無生物のあいだ」
(ちょっとブームに遅れています)
こんなにおもしろいと思わなかった分子生物学。
福岡さんの文章はとても読みやすくて、理系の方の本とは思えないほど、
落ち着いて、ユーモアもあり、雰囲気があります。

中でも、女性性の話は納得でした。これはラジオ録音の動画で聞いたものです。

生物は本来、女性だけ(つまり雌雄同体で一人で生んでいくだけ)であった。
では、なぜ男性が生まれたか?
それは、ただひとつの欲望。

「もう少し、いい女性の遺伝子がほしい」

そこで、ある女性が目に付く優れた女性の特性が欲しくなり、
自分の遺伝子を分かち合うために、男性性を作ったという。

えっえっえーーーっ?

目からウロコ。

そういわれると、なんとなく前から感じていた真実?に、
お墨付きが。

前から、私は男性の方が、女性より能力的には少し劣るのではないかという、
自分勝手な理論をもっていた。
なぜって、女性は生きるために必要なことが、ほとんどできる人が多い。
家事も仕事も、何かを育てることも。
そして我慢強く、人に尽くす。

女性は本当にタフだ。
たぶん、生物は女性が主体であったのだろうと思う。

それが、なんと福岡伸一さんのお話の中に現れるとは。


その福岡さんの有名な持論「動的平衡」とは、
要約するとこんな感じだ。

「生命は壊す方が得意だから

エントロピーの増大

人間が生きていらえるのは、壊される細胞より作られる細胞が多い間

死ぬときは、壊される細胞が多くなったとき

生きている間は、常に体を構成するものは入れ替わっている
生きているものは、細胞分子的には流れる川のようなもの

私達は個別な生き物ではなく、死んだ後の土につなって
他のものとつながっていく。

分子生物学者に言わせると、そこに断絶はない。

私達は川の流れの中で生きていてる。
個別の肉体をもっているわけではなく、
分子生物学の単位でいうと、そこにあるのは、

『納得できるような個人』はなく、

流れのようなものがあるだけなのだ。
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by wakeup71 | 2015-09-14 23:13 | 日常生活 | Comments(0)