気づきの覚え書き

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動的平衡について2

世界は分けてもわからない。

福岡伸一氏の言うとおり、私達の体を細分化したところで、
どこからが私で、どこからが私でないか、区別がつけようがない。

これと同じような説明がダグラス・ハーディングさんの本にもあった。
人間の体を細かく分析したところで、どこにも自分というものが宿るところはない。
体が自分のものだと思うことは、とんでもないことだった。

「私は死ぬだろう」というとき、私はうぬぼれているということだ。
ダグラス・ハーディング「今ここに、死と不死を見る」から

生命を分子生物学からみると、粒子が川のように流れるような世界だ。
体はその中の渦やよどみのようなものでしかない。
2・3日で消化器官の細胞はぜんぶ入れ替わり、
体まるごと1ヶ月もすれば、まるきり新しくなってしまうらしい。
体でさえ、どこにも過去をとどめない。

過去(時間)をとどめているのは、湧いて出てくる思考だけだ。

これらの壊されて流されては、新しく作られていき、
また形を維持していくようすを、

「動的平衡」

と福岡さんは呼んでいる。

生物学でも、「自己は存在してない」ということが証明されている。

同じようなことが、量子力学でも証明されていることがわかった。
福岡さんの資料探しをする合間に、量子力学の動画を見ていて、
「神の数式」という番組をみつけた。
ごらんになった方も多いだろうと思う。

アインシュタイン以降、物理学は大きく変貌してきた。
(アインシュタインやホーキングが古く感じる日がくるとは!)

物理学の大舞台に出てきたのは量子力学だった。
細胞を形成する原子や分子、それを形成する粒子を研究するもの。
その粒子すべてを計算式で表現して、宇宙のすべてに通じる数式を見つけることが、
量子力学や物理学者の目的であった。

だが、体や物質、形になったものを測ると重さがあるのに、
粒子の段階で計算するとどうしても、質量がなくなってしまう。

数式はすべて正しいということが、みんなわかっているのに、
質量がゼロになってしまうことが現実と反している。

この辺が、また

「私達は本当は存在してない。この世界は存在してない」

ということを証明しているようにも思える。
だが、研究の袋小路の突破口を開いたのは日本人であった。

南部陽一郎さん。発見したのは「対称性の自発的破れ」

これで、彼はノーベル賞をとった。
でも彼はこの夏に亡くなったという。94歳。
もう達観されていたんだろうなあ。

対称性の自発的破れというのを発見したことが、

素粒子が質量を獲得した仕組みの解明に道を開き、
現在の素粒子論の基本的枠組みである「標準理論」の確立に大きく貢献した。

これが、素人の私にとっては、どういうことか、
はっきりとはわからない。
ただ、いろいろな説明、記事、動画をみるにつれ、
なんとなく感じ取れたのは、
この世界が、均衡を破る傾向があるということだ。

左右どちらかに傾く。
シンメトリーではない。

どんなものもバランスが少しくずれているから、
存在する美しさが現れる。

そんなふうに解釈した。

デザインでも、わざわざ少し斜めにしたり、
ポイントをずらすことが、人目を引くことになったりする。

バランスがくずれるということは、やはり2元の世界ということだ。

量子力学者は、もう既にそのことに気づいているのだろう。

科学者が熱心に研究を進めて、真実を追い求めていたら、
やっぱりそのことにコツンと突き当たるのだろうなと思った。

これ以上のことはわかりようがないのだろうか。

その後の宇宙論で、弦理論(素粒子は本当はヒモ)、M理論(宇宙は膜のようなもの)
などを読んだり見たりしていくと、本当の創造原理は、すぐそこにあるような気がしてくる。

この夢の世界はどうして生まれたのか。

素粒子の研究にある秘密が、『無い』ということの原理を説き明かしてくれるのだろうか。
それがわかったとき、飽くなき夢の世界は終わるのかな。


国会では安保法案をめぐって、大騒動が繰り広げられる。
それと関係ないように異様な大雨が降ったり、台風がきたり。
ほんの1%の富裕層は99%の国民を痛めつけて、
戦争で儲けるしかなくて、なんとか武器の売り先を得たい。
日本はのび太くんみたいに、いっつもやられっぱなし。

その1%も、もはや誰だかわからなくなってる。
その中には日本の投資家もいるのかもしれない。


バランスくずしすぎ、でしょう???
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by wakeup71 | 2015-09-19 21:13 | 日常生活 | Comments(0)