気づきの覚え書き

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お金の構造に操られている皆様に

マイミクさんの秀逸な日記より。教科書的にわかりやすい!
その後のコメント欄も勉強になります。

(←ココ注目!)と示した所が、みんながダマされてるお金の構造です。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1727225565&owner_id=32727152
日銀が国債の直接引き受けを拒否した。
これについて反論したい。

まず、説明前に基礎知識として、

3つの機関
①政府(国民の末端に公共投資する為、予算を決める機関)
②日銀(市中銀行へお金を供給する機関であり、なおかつ国の金庫)
③市中銀行(お金を媒体し、お金を創造する機関)

我々が生活する
④実態経済(生産物やサービスを交換する場)

の4つをイメージしてください。

我々は実体経済の大きな袋の中で生産やサービスを
『お金』を媒体して行っています。
ここでもう一つイメージして下さい。
我々の生産物とサービスの総量は、
この実体経済に存在するお金の総量とイコールとなります。

つまり、いくら頑張って生産やサービスを行っても、
この実体経済をぐるぐる回るお金の量が少ないと、
安い価格で売らされ、安い給料しかもらえません。
しかも、お金の総量は変わらないので、生産すればするほど、
うまく生産したものを消費できないと、
自分達の生活が苦しくなっていきます。

次に、日銀と市中銀行の関係についてです。
市中銀行は日銀に預金をすると、
自由にお金を何もないところから産みだすことができます。
自由といっても制限があります。
その制限は『準備預金』というもので決まります。
準備預金が1%なら、例えば、市中銀行Aが1万円を日銀に預けると、
99万円創りだして、
借金として貸し出すことが出来ます。(←ココ注目!)

これを『信用創造』と呼びます。(←ココ注目!)
更に、その貸し出されたお金99万円が、
また別の市中銀行Bへ預けられると、
その1%を日銀に預金するだけで、
約98万円創りだして、借金として貸し出すことが出来ます。

このサイクルを繰り返すことにより、
実体経済などへお金が流れ込み、
実体経済のお金の総量が増えます。
これが、インフレ(好況)であり、行き過ぎればバブルです。
こうやって、経済のパイを大きくして経済成長を続けます。

しかし、大きな問題があります。
市中銀行から借りたお金には利子がつきます。
『借りたお金+利子』を返済する義務があります。

イメージを膨らませ、よーく考えてみて下さい。
実体経済には『借りたお金』分しか総量として存在しません。
『利子』分のお金はどこにも存在しないのです。(←ココ注目!)

借りた人は借りた人同士、
実体経済の中で生産とサービスを行い、
経済活動をして、利益と損益をあげます。
『利子』分となるお金は存在しないので、
必ず誰かが返済できず、
破産するシステムなのです。(←ココ注目!)
破産したくなければ、
また新たに市中銀行から『借金』をしなければなりません。
こうして実体経済の中のお金の総量は増えて経済成長させられます。

でも、金利が高くなったりすると、
利子が苦しいので返済する人が増えます。
そうなると、どんどん実体経済の中に存在するお金の総量が減ります。
破産する人が増え、生産物の値段も下がり、給料も下がります。
これがデフレ(不況)です。

つまり、我々が生活している実体経済の中は、
常に市中銀行と日銀に操られている。(←ココ注目!)
ということになります。

政府の役目は、実体経済から税金を徴収したり、
国債を発行して、お金を得ます。
そのお金は我々末端の生活へ直接届くような支出をしてくれています。
(中には末端まで届かず、官僚や政治家、
大企業に吸い取られているケースが多いですが。)

さて、

ここで『国債』というものが出てきました。
国債とは政府がお金を集めるための手形のようなもので、
国債を発行すると
市中銀行がお金をだして買い取ります。
そのお金が政府に来ます。
国債を保持している人は利子をうけとることもできます。
市中銀行はその国債を、一般個人や日銀に
買い取ってもらって資金を集めます。
その差額は市中銀行の『儲け』となります。

ここで、注目したいのは、
日銀に国債を買い取ってもらったケースです。
これは日銀が無から創造したお金で
市中銀行から国債を買い取ります。
この時、その無から創造したお金は市中銀行のものですので、
市中銀行が日銀へ預けた預金とみなされます。
これを『買いオペレーション』といいます。

こうやって実体経済にお金が供給されていきます。
更に、買いオペレーションも日銀への預金となっているので、
市中銀行はまた信用創造によって
無からお金を創りだすことができます。(←ココ注目!)

ここで復習ですが、

我々の生産物とサービスの総量は、常に、
この実体経済に存在するお金の総量とイコールとなります。

だから、我々の生産物やサービスは『有形資産』であるはずなのに、
『無から創られたお金』と同等とされているのです。
これは詐欺といっていいでしょう。(←ココ注目!)

そして、近頃の市中銀行は
返済の目処が立たない個人や企業へはお金を貸し出しません。
もちろん、お金を貸し出すときは、
担保となる資産が返済できなかった場合の価値以上であるなら
貸し出します。
借金を返してもらえない場合は、
価値ある『有形資産』が差し押さえれます。
どこに貸し出すのかと言うと、
主に、『投資銀行』と言われる機関です。
ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、
BNPパリバ、野村證券・・・、などです。
この機関は『証券』という紙切れ等を駆使して、
お金の力でお金を集め、
『有形資産』を奪う機関なのです。(←ココ注目!)
世の中の石油や食料が高騰しているのも、
こういった投資銀行が差益をとって暗躍しているためです。

さて、話を戻します。
国債ですが、発行した国債を市中銀行を介してお金を集めると、
実体経済にお金が末端まで届きにくくなる他、
市中銀行の信用創造の種にもなるし、
市中銀行へ返済しなければならないという負債ともなり、
利子もつきます。悪いこと尽くしです。政府の財政が悪化します。
政府の財政が悪化するということは、
国民への供給がいきわたっていると解釈するのではなく、
主に市中銀行に利益をとられていると言うことです。(←ココ注目!)

政府は実体経済の末端まで投資する役目があります。
公共投資する必要があります。
そうすれば、実体経済の末端からお金の総量が増えるので、
経済は活性化します。
国民の生産物やサービスが増えた分、
給料も増え、物価も安定します。

この市中銀行を介した具合の悪い国債の発行の仕方ではなく、
直接に日銀に国債を引き取ってもらうことで、
政府のお金を増やすことを
『日銀引受』と言ってます。

日銀は政府の金庫でもあるので、資産と負債が±0となります。
でも、負債なので返済しなければならないのですが、
利子も±0なので、
政府にとっての損失はでません。
なので、上手く発行量を調整して日銀引受で国債を発行すれば
実体経済へ潤滑にお金を供給でき、公共投資することができます。
見かけ上の『政府紙幣』と言われるのはこういうことではないでしょうか。

しかも、市中銀行が信用創造できなくなります。
それに加え、国会で予算を決めるので、実体経済へのお金の供給口が
政府となり、政府が経済をコントロールできるようになります。
今まで日銀と市中銀行が実体経済の経済のパイを決めて、
好況と不況を操っていた悪影響も小さくすることができます。

これだけ、理想的な日銀引受を日銀の総裁は断っています。
つまり、国民のことなどどうでもいいのでしょう。

理想的な『お金』とは、可能な限り、
政府紙幣に近いものであるべきなのです。
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by wakeup71 | 2011-05-27 10:50 | 経済